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加入している賃貸保険

火災保険と地震特約


🔥 火災保険とは


  • 住宅や家財が 火災・落雷・風災・水災など により損害を受けた場合に補償する保険。

  • 火事だけでなく、台風や大雪による被害、場合によっては盗難や水漏れによる損害も対象になる。

  • 持ち家の場合は建物+家財、賃貸の場合は主に家財のみを契約するケースが多い。


🌍 地震保険(地震特約)とは


  • 火災保険単独では 地震・噴火・津波による損害は補償対象外。

  • そこで追加できるのが「地震保険(地震特約)」で、火災保険に付ける形でしか契約できない。

  • 対象は 建物と家財。補償額は火災保険の契約額の30〜50%まで。


個人賠償責任保険


  • 自分や家族が 日常生活の中で他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりしたとき に、その損害賠償を補償してくれる保険。

  • 例:


    • 自転車で人にぶつかってケガをさせた

    • 子どもが遊んでいて他人の窓ガラスを割った

    • ペットが他人を噛んでしまった

    • 水漏れで下の階の住居を汚損してしまった


📌 特徴


  1. 補償範囲が広い


    日常生活のさまざまな「うっかり事故」に対応。

  2. 対象者


    被保険者本人だけでなく、同居の家族(配偶者・子ども・親など)も補償される。

  3. 保険金額(限度額)


    1億円〜3億円程度が一般的。最近は「無制限プラン」も多い。

  4. 示談交渉サービス付き


    保険会社が相手方との交渉を代行してくれるため安心。


孤独死保険


  • 正式名称は「孤独死保険特約」「特定費用保険」「家財保険の特約」などと呼ばれるケースが多いです。

  • 賃貸住宅で入居者が孤独死・自殺・事故死などで亡くなった場合に発生する、


    原状回復費用や遺品整理費用、家賃減収(空室)への補償 を大家さんや管理会社に支払うための保険。


📌 補償される主な内容


  1. 特殊清掃費用


    → 孤独死後の部屋の清掃・消臭・除菌など。

  2. 原状回復費用


    → 壁紙・床材の交換、リフォーム費用。

  3. 遺品整理費用


    → 残された家財道具の処分。

  4. 家賃補償


    → 孤独死があった部屋は次の入居者が決まるまで時間がかかるため、空室損失を補填。


施設賠償責任保険


  • 施設の管理上の不備や、業務遂行中の過失によって、第三者(利用者や通行人など)に ケガを負わせたり、他人の物を壊したりした場合の損害賠償責任を補償する保険。

  • 施設を所有・使用・管理している事業者や、業務を行う会社・個人事業主が加入するケースが多い。


📌 補償される主な事例


  1. 建物・施設に起因する事故


    • 店舗の床が濡れていて来店客が転倒しケガをした

    • 看板が落下して通行人にケガをさせた


  2. 業務遂行に起因する事故


    • 清掃業務中に作業員が誤って入居者の家具を壊した

    • 工事中に資材を落として車を傷つけた



💡 特徴


  • 対象は「第三者」への損害(利用者・通行人・取引先など)。

  • 補償範囲:身体障害・財物損壊の両方をカバー。

  • 補償額:1事故あたり1億円~10億円超など、契約内容に応じて設定可能。

  • 示談交渉サービスが付くことが多く、相手方とのやり取りを保険会社が代行。


連帯保証人


  • 債務者(お金を借りる人や賃貸契約をする人)が返済や支払いをできなくなった場合、本人と同じ義務を負って責任を取る人のこと。

  • 「保証人」と違って、債権者(貸す側)から本人より先に請求されても支払い義務があるのが大きな特徴。


🔑 普通の保証人との違い


  • 保証人


    • 「催告の抗弁権」:まず本人に請求してほしいと主張できる

    • 「検索の抗弁権」:本人に財産があるのに保証人に請求するのは不公平、と主張できる


  • 連帯保証人


    • 上記の権利は一切なく、本人と同等の責任を負う

    • 実質的に「本人=連帯保証人」とみなされる



家賃保証会社


  • 入居者が家賃を滞納したときに、代わりに大家(オーナー)へ家賃を立て替え払いしてくれる会社。

  • その後、保証会社が入居者に滞納分を請求(取立て)する仕組み。


📌 家賃保証会社を利用する目的


  • 大家・管理会社側


    • 滞納リスクを減らす(安定収入を確保できる)

    • 連帯保証人を立てなくても契約できる


  • 入居者側


    • 身内に連帯保証人を頼めない場合でも賃貸契約が可能になる


💡 家賃保証の仕組み


  1. 入居者が賃貸契約時に保証会社と契約

  2. 家賃を滞納すると、保証会社が大家に家賃を立替払い

  3. 保証会社が入居者へ滞納分を請求(分割返済の交渉になる場合も)


💰 費用(入居者が負担するケースが多い)


  • 初回保証料:家賃の30〜100%(例:家賃5万円なら1万5千〜5万円程度)

  • 更新料:1年ごとに1万円前後が一般的

  • 保証料は会社やプランによって幅がある


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